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“ここにしかないもの”を求めて。
徹底したお客様目線で見出した地域の価値

「サービスエリアの売店といえば、お土産売り場は目玉の1つ。しかし佐野ハイウエイレストランでは実は、売店の目玉の1つでもあるはずのお土産の需要が少ないんです」

そう語るのは、佐野ハイウエイレストランのマネージャー・飯田一弘さん。佐野ハイウエイレストランは佐野SA(上り)と徒歩で行き来可能な造りではあるのですが、首都圏から栃木へ行楽に向かう際に活用されることがほとんどのため、お土産を買う人が少ないのだそう。佐野ハイウエイレストランに立ち塞がる課題は、まさにこの立地ならではのものでした。

「そこで着目したのが、旅の途中でも思わず手に取ってしまうような“ここにしかないもの”を開拓・強化することです。そのような商品開発を通じて、地域の魅力を打ち出していこうと考えました」と話すのは、同じく佐野ハイウエイレストランの支配人・斑目博之さんです。

行楽に向かう途中のお客様に、どのような商品なら手に取ってもらえるのか。このマインドを軸に、東北道のみならず関越道なども含め、さまざまなサービスエリアに足を運び、佐野ハイウエイレストランにしかないものを模索していきました。