地域の人々に親しまれた公園&水族館を再整備。
より愛される存在を目指す
神戸市須磨区は海と山の自然に恵まれた風光明媚な地域として知られています。この地で人々の憩いの場となっていたのが、須磨海浜公園とその園地内にある神戸市立須磨海浜水族園でした。
「スマスイ」の愛称で30年以上にわたって親しまれた水族館でしたが、老朽化が進んだため2023年5月に惜しまれながら閉園。須磨海浜公園一帯の再整備が進められ、ショップやレストランが集うにぎわい施設や水族館、ホテルなどで構成される海浜リゾートパークが新たに誕生いたしました。
「たくさんの方から『神戸須磨シーワールドにシャチが来るらしいね。楽しみにしているよ』『もうすぐオープンだね』と声をかけていただき、期待度の高さを実感しました」と語るのは、神戸須磨シーワールドホテルの支配人を務める橋本ゆき子さん。
ホテルの開業前からビーチクリーン活動やJR須磨海浜公園駅前の清掃に参加し、地元の方々と行動を共にする中で、「海や水族館を大切にしてきたこの町を、一緒に盛り上げていきたい」と気持ちを新たにしたのだといいます。