北海道だからできる料理に
パリのエッセンスを添えて
「佐藤伸一シェフの料理哲学に触れ、星付きレストランでの食事や、国籍の違う料理人との共同作業、マルシェでの買い物など5週間の滞在のすべてが刺激的でした。料理へのモチベーションがより一層高まりました」と、話すのは札幌グランドホテルから研修に参加した北垣創さん。13年目の中堅スタッフです。
「佐藤伸一シェフは、フランスの食材に惚れ込み、パリで料理を極めたと聞いています。そんなシェフの哲学を直に感じられたのが大きな学びです」と北垣さん。キッチンのスタッフとも食事に行くなど積極的に交流し、料理への感性を磨きました。
「フランスでたくさんの新しい技術やアイデアに出合いましたが、それと同時に、僕たちが札幌グランドホテルで日頃から積み上げてきたことは、間違いじゃなかったのだという自信にもつながりました」。
パリで吸収したエッセンスを、北海道の食材に生かし、お客様にご満足いただける料理をお届けする。研修を通してそんな決意を新たにした北垣さん。4月26日まで、札幌グランドホテルのレストラン「ノーザンテラスダイナー」では、「ブラン」で磨かれた感性を料理に盛り込んだディナーコースを提供しています。