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地域にも愛される登別温泉に。
ホテルゆもと登別のチャレンジ

登別温泉の入り口に位置する「ホテルゆもと登別」でも、スタッフが積極的に地域と関わり、温泉街を盛り上げるためにひと役も、ふた役も買っています。

登別温泉街では、いくつもの魅力的なイベントが開催され、それを目当てに多くの観光客が訪れています。中でも迫力満点なのが、〈地獄の谷の鬼花火〉。山肌から湯煙が立ち上る地獄谷でお湯を守る「湯鬼神(ゆきじん)」たちが大きな花火を放つ様は、まさに鬼気迫る雰囲気。

ほかにも温泉街で行われる、夏の〈登別地獄まつり〉や冬の〈登別温泉湯まつり〉はもちろん、地獄谷の足下を揺らめく灯りが彩る〈鬼火の路(みち)〉でも、ホテルのスタッフが裏方として地域の人たちと一緒に奮闘しています。

さらに、以前からホテルで力を入れているのが、地元の子どもたちを招待する「入浴体験」です。幼稚園や小学校単位でご招待し、子どもたちに温泉の体験を提供。地元の誇りである登別温泉に親しむきっかけ作りをしています。

「ここで体験した温泉の思い出がきっかけとなり、子どもたちが成長し大人になったとき、友達や恋人、新しい家族を連れて、また登別温泉に行きたいと思ってもらえたら。たとえそれが20年後、30年後になっても、未来に繋がってくれるならうれしいですね」と鈴木課長は目を細めます。